要約:詭弁と誤謬をマスターしよう
悪用する人に騙されずに済む
自分が発表するときにも振り返って確認できる
論理的思考、メディアリテラシーを身に着けよう
私の立場:
中道右派を自称
立憲民主党、共産党、社民党が嫌い(詭弁を使う議員が多いから)
論理的思考に基づかないお気持ち表明をする人が理解できない
趣味の活動ならいいけど、政治家は政治をするのが仕事でしょ 自分のお気持ち表明して何になるの
若草プロジェクト、BONDプロジェクト、ぱっぷす、Colabo、PENLIGHTへの提言:
他人の「好き」を奪うな
ファンを騙るな、隠れ蓑にするな
自分が批判されたら「攻撃された」と被害者ぶって、自分が気に食わないことを糾弾するな
被害者しぐさやめろ
ファラオしぐさやめろ
伴走型支援に何の価値があるんや、自分に都合の良い存在に仕立て上げたいだけだろうが
別に詭弁を駆使してもいいんだけどさ
同情してもらう(共感してもらう)ことで自分の意見を相手に伝えやすくなるから
私も動画で「抑うつ状態に陥った」と言った時、
- 同じような立場の人に分かってもらえる
- そうでない人にも、配慮してもらえる
と思ったから
一部の議員について、下品な振る舞いだなあと思う
書いてない行間を読むなよって思う
言葉が通じているのに通じていない
相手を批判したいお気持ちが強すぎて、「相手を批判している自分」に酔っている
平和を愛するんじゃなくて、「平和を愛すると主張する自分」が好きなだけでしょ
読み書き能力について、私は結構自信がある
沢山読んで、沢山考えて、沢山書いてきたから
人の能力を形成するものは色々な要素があるけど、大別すると
- 素質(才能)
- その能力のために費やしてきた量や時間、質(努力)
この2つだと思う
メディアは情報を広げるプロだし、政治家は演説をするプロだと思う
「いかに相手に自分の主張を伝えるか」という点で、彼らは強い
視聴者わからせゲーム=視聴率争い
有権者わからせゲーム=選挙
だと思う
あとはなんだろう、インフルエンサーかな
一般人わからせゲーム=フォロワー稼ぎ
他にも
裁判官わからせゲーム=裁判
試験官わからせゲーム=試験
面接官わからせゲーム=面接
頭の良い人=テストで点を取れる人、と思われがち
実際には「テストで点を取る」能力が高いことを示すに過ぎない
- 当意即妙な返しができる
- 周囲に気を配る
- 知識が豊富
- 会話が上手
など、他の指標による「頭の良さ」はわからない
実際は難関校に合格できる能力を持つ人は
- 読み書き能力が高い
- 地道な努力を続ける適性がある
- 実家が太い(中卒で働かずに進学できる)
- 運がいい(広義)
傾向があり、「テストで点を取る」能力一辺倒ではないことが多い
脱線したけど、「情報や自分の主張を相手に伝える」点において、
メディアや政治家、インフルエンサーは強い
詐欺師、マルチ商法、宗教家、陰謀論者、活動家、ビジネス垢も強い
一般人わからせゲーム=世論の煽動
SNSの発展により、誰もが発信者になることができる
昔なら「近所の○○さんがそう言ってたのよ」と家族内の世間話で終わる話が、今は世界中の人に広められる
「インフルエンサーの××さんがそう言ってた!」RTボタン1つで
情報を扱う怖さを知ろう
知らないうちにデマを拡散しないために
知らないうちに利用されないために
RTや共有ボタンを押す前に、「今自分が見ているものは本当に正しいのか?」と疑う癖をつけよう
「元の情報を読んで、周辺の情報を確認して、反対意見も参考にして、何度も考えた上で、私はこう思う」と主張するのは良いと思う
日本には言論の自由、信教の自由があるから
「私は」ワクチンを打ちたくない
「私は」肉を食べたくない
でもそれで人の自由を脅かすことは、してはいけないと思う
「ワクチンを打つ人は」馬鹿だ
「肉を食べる人は」残虐だ
→人の勝手だろうが、口を出すな
人のわがままを押し付けるくらいなら可愛いものだけどさ
人は理解できないものを怖いと感じ、排除しようとする性質があるんだ
それを扇動する人によって、本が燃やされたり人間が燃やされたりしてきた
幽霊より何より、生きている人間が一番怖い
誰かにとっての性癖は誰かの地雷であり、誰かにとっての正義は誰かにとっての悪となり得る
「人は分かり合えない」ということを分かり合うべき
世界は一つにはできない、住み分けが大事
ひろゆきさんを好きな人も嫌いな人もいると思う
「それってあなたの感想ですよね?」という視点は、議論する上で大事
自分にも他人にも、「それって感想ですよね」と冷めた視点を持つことでお気持ち表明の口喧嘩ではなく、自分の主張を支える論拠を持ち出す論理バトルができる
プロパガンダに利用されやすい手法として、詭弁と誤謬の実践例を紹介するね
詭弁(きべん) :間違っていることを、正しいことだと思わせるような言い方。 誤謬(ごびゅう):間違えること、間違い。一見正しそうに見える、誤った推理。
雑な解説「わざとじゃない」のが誤謬で、「意識・無意識によらずわざと」行うのが詭弁。
以下、良くない考え方&主張の仕方の実践例です。何個思い当るかな??
早まった一般化 「これまで3人のバンドマンと付き合ったけど、皆私を大事にしてくれなかった」 →「だからバンドマンはクソ」
反論:3人のバンドマンがクソ野郎だからといって、全員がそうとは限らない
未知検証 「ツチノコがいない証拠は無い」 →「だからツチノコは存在する」
反論:いないものを証明することはできない、悪魔の証明
誤った二分法 「借金をなんとか返すか、自殺するか、どちらかしか選べない」
反論:自己破産や逃亡するなど、他の選択肢を排除している
論点のすり替え 「それはそうとして、お前臭いよ」
反論:ごめん、お風呂入るわ。「それはそうとして」って何? 「でもお前彼女いないじゃん」
反論:彼女いないことと今してきた話関係ないじゃん
ストローマン論法 A「子供が道路に急に飛び出すと、自動車事故に巻き込まれる可能性があるので危ない」 B「A氏は『子供を外で遊ばせるな』とおっしゃるんですね!ひどい!」
反論:A氏はそんなこと言ってない

ストローマン(藁人間、かかし)
人格攻撃論法 「ナチスは優生学を主張していた」「しかしナチスは残虐な行為を行った」 →「だから優生学という考え方は間違いである」
反論:ナチス→NGだから優生学→NG、とは言えない
「ジョージ・ワシントンは奴隷を所有していた」「ワシントンは偉大な人物だ」 →「だから奴隷制度は正しい」
反論:ワシントン→OKだから奴隷制度→OK、とは言えない
ヒュームの法則 「~である」という命題から、推論によって「~すべき」という命題は導き出せない
「タバコは身体に悪い」→「だからタバコを吸ってはならない」
反論:タバコを吸うべきではないと私は思う、なら分かる タバコ禁止例を出す根拠は?
「人類はこれまで戦争をしてきた」→「だから戦争をすべきだ」
反論:過去してきたことは「戦争をする」ことを肯定する材料にはならない
道徳主義の誤謬 「人は皆平等であるべきだ」→「だから能力が遺伝するという研究結果は間違っている」
反論:ある研究結果は間違いだと主張したいなら、それを支える根拠を提示しよう
「殺人はしてはいけない」→「だから殺人事件は存在しない」
反論:殺人事件は存在している
同情論法 「そんなことをしては可哀そうだから女の子を問い詰めてはいけない。『領収書出して』って言っちゃダメ!」
反論:女の子だから公金を不正利用していいわけないだろ、いい加減にしろ
「被害者の言葉は全て正しい!二次被害を防ぐためにも、被害者へのバッシングはやめてください(実際はバッシングではなく検証)」
反論:被害者と名乗る嘘つきかもしれないよ?きちんと検証すべきでは?
含みのある言葉 「この問題を解決するためには成熟した大人の判断が必要となるだろう」 反論:反対意見は「幼稚で子供な意見」だとレッテル貼り
「ワクチン推進派は~」
反論:「ワクチンを打とうよ、と周りに呼び掛ける人」=推進派、なら分かる
実際は「ワクチンを打った人」に向かって言われがち
いや別に推進してはいないんじゃない?
打つことを推奨されて、自分の判断でワクチンを打った人でしょ
「ワクチンに積極的に反対するわけではない派」
「自身のワクチン接種について拒絶しない派」
「内心怖くていやだけど、仕事や家庭の事情で仕方なく接種した派」
脅迫論法 「俺の言うことが聞けないなら、このプロジェクトを降りろ」
反論:「俺」さんがプロジェクトリーダーないしは全ての責任を負う立場ならそう言えるけど、ただの担当者(相手の上司ってだけで、もっと上の人が判断する場合)は脅迫
「規則ですから、従ってください。警察を呼びますよ」
反論:警察という権威を借りて相手を従わせようとしている
口喧嘩に負けないためにも、詐欺師に騙されないためにも、 詭弁&誤謬マスターを目指しましょう!!
(原稿)
こんにちは、技術士補のずんだもんなのだ。
友達のめたんです。
今日は、メディアリテラシーを学ぼう、というタイトルで、詭弁と誤謬について紹介していくのだ。
リテラシーっていうと、基礎的な読み書き能力を指すわね。
そうなのだ。メディアリテラシーはメディアを作る人、メディアを使う人、みんなが持っておくべき基礎能力なのだ。
詭弁と誤謬ってどんな言葉なの?
詭弁とは間違っていることを、正しいことだと思わせるような言い方。を指す言葉で、
誤謬とは間違えること、間違い。一見正しそうに見える、誤った推理。を指す言葉なのだ。
難しくて分かりにくいわ。
ざっくりした理解で言うと、どちらも論理的じゃない考え方や間違った論理展開のことなんだけど、「わざとじゃない」のが誤謬で、「意識・無意識によらずわざと」行うのが詭弁なのだ。
言葉だけ聞いても理解しづらいと思うので、ここから代表的な手法とともに実践例を紹介するのだ。めたんには、詭弁と誤謬の使い手になってもらうのだ。
嫌な役ね。まあいいわよ。
じゃあ早速いくのだ。
早まった一般化 「これまで3人のバンドマンと付き合ったけど、皆私を大事にしてくれなかった」 「だからバンドマンはクソ」
異議あり!あなたの付き合った歴代彼氏、3人のバンドマンがクソ野郎だからといって、全員がそうとは限らないのだ。
未知検証 「ツチノコがいない証拠は無い」 「だからツチノコは存在する」
異議あり!いないものを証明することはできない、悪魔の証明なのだ。
誤った二分法 「借金をなんとか返すか、自殺するか、どちらかしか選べない」
異議あり!自己破産や逃亡するなど、他の選択肢を排除しているのだ。鉄骨渡りを成功させれば1000万円あげる、って言う酔狂なお金持ちが現れるかもしれないし、宝くじを買っていてそれが高額当選する可能性も0%ではないのだ。
可能性はあります、ってレベルだけどね。まずどんな理由で借金を背負ったのか整理して、場合によっては弁護士に相談するなど適切な対応を取りましょう。
論点のすり替え 「それはそうとして、お前臭いよ」
ごめん、僕臭かったのだ?シャワー浴びてくるのだ…
あ、異議あり!「それはそうとして」って何なのだ?僕の体臭と今までの話は関係ないのだ。 「でもお前彼女いないじゃん」
異議あり!僕に彼女がいないことと今までの話は関係ないのだ。まずアスナを画面から出してほしいのだ。
ストローマン論法 ずんだもん「子供が道路に急に飛び出すと、自動車事故に巻き込まれる可能性があるので危ない」 四国めたん「ずんだもん君は『子供を外で遊ばせるな』とおっしゃるんですね!ひどい!」
異議あり!僕はそんなこと言ってないのだ、勝手に間違った意見を主張する藁人形を作り上げないでほしいのだ。
人格攻撃論法 「ジョージ・ワシントンは奴隷を所有していた」「ワシントンは偉大な人物だ」 「だから奴隷制度は正しい」
異議あり!ワシントンが政治家として優れていたからといって、彼のやってきた行動すべてを肯定する理由にはならないのだ。だから奴隷制度は正しい、とは言えないのだ。
ヒュームの法則 「人類はこれまで戦争をしてきた」
「だから戦争をすべきだ」
異議あり!「~である」という命題から、推論によって「~すべき」という命題は導き出せないのだ。確かに人類は戦争をしてきたけど、それには人道的な大義名分を得たい、国際社会で強い立場を得たい、資源を得たい、食料を得たいなど様々な理由があるのだ。「これまで戦争をしてきた」ことは「これから戦争をする」ことを肯定する材料にはならないのだ。
道徳主義の誤謬 「人は皆平等であるべきだ」→「だから能力が遺伝するという研究結果は間違っている」
異議あり!「ある研究結果は間違いだ」と主張したいなら、それを支える根拠を提示する必要があるのだ。一般的に学術論文を掲載するまでには査読という厳しい審査を経ているので、信頼性が担保されているのだ。道徳的に正しいからといって、それだけで研究結果を否定することはできないのだ。
「殺人はしてはいけない」→「だから殺人事件は存在しない」
異議あり!事実として殺人事件は存在しているのだ。可哀想な問題から目を背けても、臭い物に蓋をしても、起こってしまった問題は消えないのだ。
同情論法 「そんなことをしては可哀そうだから女の子を問い詰めてはいけない。『領収書出して』って言っちゃダメ!」
異議あり!女の子だから領収書を出さないでいいわけないのだ。公金を利用する立場なら、きちんとその内容を説明するべきなのだ。
とある被害者「私が受けてきた被害を告発します」
ずんだもん「あなたが被害を受けたという当日、加害者とされる人物は違う場所にいるのだ。あなたの主張は間違っていると僕は思うんだけど、どうやって被害を受けたのだ?」
四国めたん「被害者の言葉は全て正しいのよ!二次被害を防ぐためにも、被害者へのバッシングはやめてください」
異議あり!僕はこの人に質問をしているだけで、この人を批判したりバッシングしたりしている訳ではないのだ。証拠として被害者の主張を裏付けるものが出ていないならば、その証言が嘘である可能性を否定できないのだ。無実の人を加害者として扱わないためにも、また、本当に被害が起こっているならば加害者に正しい罰則を与えるためにも、きちんと検証すべきなのだ。
含みのある言葉 「この問題を解決するためには成熟した大人の判断が必要となるだろう」 異議あり!反対意見は「幼稚で子供な意見」だとレッテルを貼りつけているのだ。暗に自分の正当性を主張するのは慎むべきなのだ。
脅迫論法 四国めたん「私の言うことが聞けないなら、このプロジェクトを降りなさい」
異議あり!めたんがこのプロジェクトのリーダーないしは全責任を負う立場ならそう言えるけど、ただの担当者の場合(例えば僕の上司ってだけで、人事はもっと上の人が判断する場合)は脅迫なのだ。
ふう…疲れたわ。
お疲れ様なのだ。
とりあえずひたすら列挙してみたんだけど、視聴者のみんなは何個知ってたかな?なのだ。
専門用語として知っていなくても、実際に生活で使ったり使われたりした心当たりがある手法もあるかもしれないわね。
ここで一つ補足しておきたいんだけど、投稿主は「詭弁を使うこと」自体は否定しないのだ。
「自分の主張を相手に伝えるために工夫する」こと自体は何もおかしくないものね。
実際、投稿主自身も大なり小なりこの手法を使っているわ。
過去動画で「ゲーム好きであること」を明かしたのは、
農業土木は興味ないけどゲームは好きって人の共感を得られるだろう、と思ったからだし、
「抑うつ状態に陥ったことがあること」を明かしたのは、
同じような立場になった人の共感を得られるだろう、そうでなくても「そう思う人もいるんだ」と分かってもらえるだろう、と思ったからね。
そうなのだ。メディアを作る側は、「事実」と「自分の主張」をいい塩梅で調整して伝えるよう、日夜技術を磨いているのだ。
僕は趣味で動画をアップしているけど、動画の広告収入で生活している動画配信者、PV数を伸ばして広告収入で生活しているインフルエンサーなんかは、この分野におけるプロなのだ。
いかに視聴者に好感を持たれるか、クリックしたい動画サムネイルを作り上げるか、話題になるトピックを扱うか…
インターネットに限らず、テレビや雑誌などを含めて、
「メディアにとって都合の良い情報を流行らせる手法」は確立されているのだ。
受け取った情報を信じてそのままRTや共有ボタンを押してしまうと、
「嘘はついていないんだけど一方にとって都合の良い主張」を拡散する手伝いをすることになるのだ。
研究者は、「正しいこと」を伝える義務があるのだ。研究倫理・研究公正という必修の授業で習うことだ。
小保方さんみたいに「STAP細胞はあります」って言うだけだと、科学技術は発展しないものね。きちんと証拠となる論文を出さないと、その主張は認められないわ。
でも、一般の人々にウケがいいのは「正しい」ことではなくて「一般人が正しいと思えること」なのだ。「一般人が触れていて気持ちいいと思えること」なのだ。
どういうこと?
研究者は、言葉を扱うプロではないのだ。過不足なく、正しい情報を伝えようとすると、どうしても回りくどい言い方になったり、断定を避けた言い方になってしまうのだ。
ああ、なんとなくわかるわ。「~と言えないこともない」って言う人より、「~である」って断言する人の方がかっこよく見えちゃうのよね。
現代は、昔に比べて一般の人がたくさんの情報に触れられるようになったのだ。
昔は「テレビの言うことは絶対正しい」と思われてきたけど、最近は「テレビはこう言ってるけど本当にそうかな、自分で確かめよう」と自分で情報元にあたってみたり、SNSを通じて様々な人の意見を目にすることができるのだ。
双方向性ってやつね。良いことじゃない。
確かに良いことなのだ。でも、メディアリテラシーが無いと、「ある主張を広めたい人」に知らないうちに利用されてしまうおそれがあるのだ。
それって例えばどんな人?
あくまで一般論として、詐欺師、マルチ商法、宗教家、陰謀論者、活動家、ビジネス垢などが挙げられるのだ。
碌な職業が無いんだけど…
今例に挙げたのは闇のメディア強者なのだ。光のメディア強者には、政治家やインフルエンサーが挙げられるのだ。
あ、政治家やインフルエンサーを名乗る人の中には、「世間の事なんてどうでもよくて、私腹を肥やせたらそれでいい」ような金の亡者もいるから、一般人の僕たちは彼らが信用に足る人物か見極めないといけないのだ。
例えば?
それを列挙すると、投稿主の政治的思想が出すぎてしまうから、この動画では言及は差し控えるのだ。過去動画を見てもらえれば、なんとなく僕の政治的スタンスは見えてくると思うのだ。
まあ、職業として農業土木を専門とする建築コンサルタントを選んでいるからね。「建設業なんてどうでもいい」とは思っていないでしょうね。
そうなのだ。この前の台風7号でも被害が起きたように、災害大国の日本においてインフラ整備は重要なのだ。もちろん社会福祉も大事なんだけど、ハード面とソフト面両方に予算を配分することが必要だと考えているのだ。
(建築関係の予算を70%カットした旧民主党ゆるさん、というお気持ち。削りすぎでしょ。なんで建設予定のダムを廃止にしたんや、それがあれば防げた災害もあるでしょうに…)
最後に応用編なのだ。どんな詭弁が使われているか、考えてみてほしいのだ。
「ナチスは優生学を主張していた」「しかしナチスは残虐なホロコーストを行った」 「だから優生学という考え方は間違いである」
異議あり!人格攻撃論法なのだ。ナチスが残虐なホロコーストを行ったから優生学という考え方が間違いである、とは言えないのだ。(注意:優生学を肯定しているわけではありません)
「タバコは身体に悪い」「だからタバコを吸ってはならない」
異議あり!ヒュームの法則なのだ。タバコを吸うべきではないとめたんは思う、なら分かるのだ。タバコが身体に悪いからといって、他の人にタバコ禁止例を出す根拠にはならないのだ。(注意:あなたの身体が心配だから、タバコは吸わないでほしいの。というお願いなら分かる)
「規則ですから、従ってください。警察を呼びますよ」
異議あり!脅迫論法なのだ。警察という権威を借りて相手を従わせようとしているのだ。(注意:犯罪行為はやめましょう)
ずんだもん君、疲れてきたからそろそろ終わりにしたいわ。
分かったのだ。次が最後の問題なのだ。
ずんだもん「先月ワクチン打ってきたのだ、あまり熱は出なかったのだ」
四国めたん「ずんだもん君、あなたワクチン打ったの?!これだからワクチン推進派は~」
異議あり!含みのある言葉なのだ。仮に僕が「ワクチンを打とうよ」と周りに呼び掛けたことがあるなら「ワクチン推進派」と言われるのも納得がいくのだ。でもここでは単に「ワクチンを打った」という事実を述べただけなのだ。別にさっきの会話で、僕はワクチンを接種することを推進してはいないのだ。WHOや日本政府からワクチン接種を推奨されて、自分の判断で自分自身がワクチンを打つと決めただけなのだ。「ワクチンに積極的に反対するわけではない派」「自身のワクチン接種について拒絶しない派」「内心怖くていやだけど、仕事や家庭の事情で仕方なく接種した派」かもしれないのだ。
暗にめたん自身のことを「慎重に判断する派」「政府の言いなりにはならない派」だと主張するのは品が無いのだ。
ふう、僕も疲れたのだ。本日のまとめに入るのだ。
はいはい。
メディアリテラシーは
悪用する人に騙されないために必要
自分の意見を相手に伝える時にも、役に立つ
何事も過信と鵜呑みは禁物
意識してみると、様々な立場の人が詭弁と誤謬を使っていることが分かって面白いわね。
そうなのだ。もう一度言うけど、詭弁を駆使することは悪いことではないのだ。ただ、メディアを作る側は、「自分に都合の悪い真実は流さず、嘘はつかず、自分に都合の良い真実を拡散させようとする」性質があるということを覚えておいてほしいのだ。
投稿主は、元研究者としての倫理感、技術士を目指す者としての倫理観に沿って、できるかぎり客観的な情報を視聴者の皆様にお届けしたいと思っているのだ。でも、動画を作る上で、投稿主にとって都合の良い情報を選んでしまうことはどうしても避けられないのだ。普段の動画を見た人には「農業土木って面白いな」と思ってもらえるように、農業土木のプラス面を優先してお伝えしているのだ。これは僕にとっての正義に基づいたフィルターをかけているのだ。僕の主観が一切混じっていないなら、それは僕の動画とは言えないのだ。
何事も過信と鵜呑みは禁物、ね。
最後に、僕の好きなゆっくりゴシップちゃんねるさんの言葉を引用させていただいたのだ。
ベストリガードバイ ゆっくり農業土木、なのだ。
最後までご視聴ありがとうございました。
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